コンプレッサーとは?用途・種類まとめ
当Webサイト(ゴッドママ)で提供している製品に『カンパックス CPT-20C 空圧式足踏みプレス機』があります。
こちらの製品は、電力を一切使わず、コンプレッサーの圧力だけを使って、空き缶(一号缶、一斗缶、ペール缶)をつぶします。
では、この”コンプレッサー”とは、一体どのようなものでしょうか?
コンプレッサーとは
コンプレッサー(compressor)を英語に訳すと、圧縮機[器]です。具体的には、気体(空気)を圧縮して圧力を高める機械になります。
用途
コンプレッサーの用途は多岐にわたり、家庭から産業・医療まで様々な場面で活躍しています。
例えば・・・
- 車、バイク、自転車のタイヤに空気を入れる
- エアコン、家電、産業機器の掃除(ほこりの吹き飛ばし)
- ネジ、ナットの取り外し
- エアコンの冷暖房機能
- エアーブラシ塗装 など
種類
コンプレッサーには、さまざまな種類があり、圧縮原理の違いにより、大きく2つに分類できます。
- ターボ形:遠心力の運動エネルギーにより圧力を上昇させる方法
- 容積形:ピストンで容積を変化させて圧力を上昇させる方法
さらに、ターボ形は「遠心式」と「軸流式」
容積形は「往復式(レシプロ式)」「斜坂式」「ダイアフラム式」「ツインスクリュー式」などに分類できます。
圧力(MPa)
コンプレッサーの仕様を見ていると、”MPa(メガパスカル)”という単位が登場します。
これは、圧力を表す単位であり、1平方メートルに1ニュートンの力が作用するとき、1Pa(パスカル)となります。なお、1MPaは、1 × 106Paです。
また、気圧の圧力を「大気圧」といい、海面上の大気圧は、101325Pa(=0.101325MPa)となります。
カンパックス CPT-20Cで一斗缶をつぶすときの圧力について
カンパックス CPT-20Cで”一斗缶”を圧縮するときに必要な圧力は、0.49~0.98MPaです。
次の写真を見れば分かる通り、コンプレッサーの能力(圧力)が大きいほど、一斗缶をより小さくつぶせます。
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