ガムテープと粘着テープとの違いは?

ガムテープと粘着テープとの違いは?

ガムテープと粘着テープとの違いはなんでしょうか。簡単に言うと以下のようになります。

ガムテープとは、片面を水に濡らすと粘着力が出るテープのこと。
粘着テープとは、紙や布にベタベタした粘着剤が塗られたテープのこと。

ガムテープとは

ガムテープは本来、クラフト紙の片面に水溶性の糊を塗り、乾燥させた上で細長い帯状にしたもののことを指します。

使用する際には、糊が塗られた面に水をつけ、糊を再活性化した上で貼付します。使用時に必ず水を要するため、たいていは専用のガムテープディスペンサーを使います。

粘着テープとは

一般的にガムテープと言われイメージするものが粘着テープです。

現在では、使用時に水を使用しないテープが大部分で、「クラフト粘着テープ」「布粘着テープ」「OPP粘着テープ」など、あらかじめ接着剤を塗布した粘着テープが多くあります。

ガムテープ(水ガムテープ)のメリット

ガムテープ(便宜上、以降は水ガムテープと呼びます)は、あまり知られていないかもしれませんが、ダンボールケースから剥がさなくても廃棄できるなどメリットが多くあります。

以下に、機能上の粘着テープとの違いを説明させていただきます。

  水ガムテープ 粘着テープ
耐候性 -40℃から100℃まで接着力を維持 寒冷場所では剥がれやすい
リサイクル性 剥がさないで廃棄可 基本的に分別が必要
素材 環境にやさしい素材を使用 自然界にない化学製品を使用
接着力 固定し剥がれない 完全固着はなし

実は粘着テープよりも古く、歴史のある「水ガムテープ」。弊社でもお取り扱いがありますので、ご興味ありましたら一度お問い合わせください。

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