アルミ缶とスチール缶を区別する方法

空き缶のイラスト

アルミ缶とスチール缶は、リサイクル(再資源化)の方法が違います。

だから、廃品・金属回収業者に売却するときに、分別していないと、買い取ってもらえなかったり、買取価格が下がったりします。

そこで、このページでは、「アルミ缶」と「スチール缶」を区別する方法を紹介します。

マークで区別

空き缶には、種類を見分けるための”識別マーク”が必ず表示されています。

これは、「資源の有効な利用の促進に関する法律(資源有効利用促進法)」に基づくものです。

空き缶の種類 識別マーク
アルミ缶 アルミの識別マーク
スチール缶 スチールの識別マーク

※この他にも、ペットボトル、紙製容器包装、プラスチック製容器包装などの識別マークがあります。

空き缶のどこかに表示されている識別マークを確認して、アルミ缶とスチール缶の区別ができます。

磁石で区別

磁石にくっつくのが「スチール缶」、磁石にくっつかないのが「アルミ缶」です。

スチール(steel)を日本語にすると”鋼(はがね)”です。鋼は、”鉄の合金”であり、鉄は磁石にくっつく性質があります。

だから、鉄でできているスチール缶は、磁石にくっつくのです。

磁石の力を使った製品

この”スチール缶が磁石にくっつく”ことを利用した製品が、アルミ缶とスチール缶の自動選別機「かばちゃん AS-101 缶選別機(アルミ/スチール)」です。

かばちゃん AS-101

使い方は、電源を入れて、空き缶を投入口に入れるだけ。処理能力は、1時間に約10000個です。

→ かばちゃん AS-101 缶選別機(アルミ/スチール)の商品ページはこちら

また、選別機能に”空き缶をつぶす機能”が追加された製品に、「かばちゃん スミレ-18 電動式 選別タイプ」があります。

かばちゃん スミレ-18

投入口にアルミ缶とスチール缶を一緒に入れると、別々の排出口から平つぶしされた状態で出てきます。

→ かばちゃん スミレ-18 電動式 選別タイプの商品ページはこちら

もっと簡単に分別できる商品に”磁選棒”というものもあります。

磁選棒を空き缶に入れると、スチール缶だけがくっつく。とてもシンプルな仕組みで「アルミ缶」と「スチール缶」を分けれます。

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