南極観測船「しらせ」にドラム缶圧縮機カンプレッサー10 強力型を納品しました

南極観測船しらせ
出典:海上自衛隊ホームページ

先日、当社が販売しているドラム缶圧縮機「カンプレッサー10 強力型」を南極観測船「しらせ」に納品しました。

カンプレッサー10 ドラム缶つぶし機
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カンプレッサー10 強力型を活用すれば、1本あたり74秒、1時間に26本のドラム缶を圧縮できます。

南極観測船「しらせ」について

南極観測船「しらせ」は、海上自衛隊が運航している「砕氷艦(さいひょうかん)」です。※砕氷艦とは、水面の氷を割りながら進む船のこと。

目的

目的は、南極での観測や研究を目的に建築された南極観測基地(昭和基地、みずほ基地、あすか基地、ドームふじ基地)に隊員派遣や物資・食料・燃料などを輸送支援することです。

能力

南極観測船「しらせ」は、地球で最も寒冷な地域に属し、分厚い氷床・氷河に覆われた南極に到達するために、高い砕氷能力を持っています。

厚さ1.5mまでの氷については、強力な推進力で氷を砕きながら前進します。

厚さ1.5m以上の氷については、チャージング砕氷という方法を行います。これは、一旦、しらせを200~300m後退させてから、氷に体当たりし、氷に乗り上げ、艦自体の重さで氷を砕く方法です。

期間

南極観測船「しらせ」の出港~昭和基地~帰港までの期間は、約5ヶ月です。

行動の概要
11月中旬 日本を出発
11月下旬 オーストラリアのフリーマントルに寄港
1月上旬 南極観測基地「昭和基地」に到着
2月上旬 南極観測基地「昭和基地」を出発
3月中旬 オーストラリアのシドニーに寄港
4月中旬 日本に帰港

総航程は、約3万2000kmにのぼります。(参考:地球一周おおよそ4万km)

「なぜ、1月の寒い冬に南極を訪れるのか」というと、南極(南半球)は、日本と季節が真逆だからです。つまり、日本が冬のとき、南極は夏になります。

南極観測基地のゴミ問題

南極観測基地では、生活や調査・研究の過程で燃料を消費し、その際に”空の燃料用ドラム缶”が排出されます。

しかし、南極地域の環境の保護に関する法律(通称:南極環境保護法)では、南極で廃棄物を処分することが原則禁止です。

そのため、使用済みの空のドラム缶を日本に持ち帰らなければなりませんが、ドラム缶(200L)は直径約0.6m、高さ約0.9mと大きいため、南極観測船「しらせ」で運搬する際にかさばってしまいます。

この問題を解決するために、ドラム缶専用圧縮機「カンプレッサー10 強力型」が活躍します。

空ドラム缶をつぶすことで、一度にたくさんの空ドラム缶を日本に持ち帰ることができるのです。

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