「CAN TO CAN」アルミ缶からアルミ缶にリサイクル
「CAN TO CAN(カン・トゥー・カン)」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
「CAN TO CAN」とは、使用済みの”アルミ缶”をリサイクルして、再び”アルミ缶”にすることをいいます。
つまり、アルミ缶を何度も繰り返し再生させる。それが、「CAN TO CAN」です。
具体的に、次のような流れを経て、「使用済みのアルミ缶」から「新しいアルミ缶」に生まれ変わります
- 回収-行政回収、集団回収、拠点回収などの方法でアルミ缶を回収します。
- 溶解-約660度でアルミ缶を溶かす
- 圧延(あつえん)-アルミ缶材板を生成する
- 製缶-製缶工場でアルミ缶を作る
「CAN TO CAN」リサイクル率
アルミ缶リサイクル協会によると、平成26年度のアルミ缶需要量は202億缶(312,950トン)。
アルミ缶リサイクル率は、約87.4%。
「CAN TO CAN」リサイクル率は、約63.4%となっています。
私たちが飲み終わったアルミ缶の約63.4%が、再びスーパーマーケットや自動販売機で”アルミ缶”として販売されていることになります。
アルミ缶のリサイクルは効率が良い
アルミニウムをリサイクルすると、原料からアルミニウムを生産するときに比べて、約97%のエネルギーを節約できます。
アルミ缶のリサイクルは、資源の節約に大きく貢献するということです。
関連記事
- (株)明治機械製作所様で「カンパックス CPT-20C」の商品説明を聞いてきました
こんにちは、スタッフTです。 先日、株式会社明治機械製作所様の大阪支店に訪問し、『カンパックス CP... - 缶潰し機は一斗缶を同時にどれくらい潰せますか?
お客さまより、複数の一斗缶を同時に潰したいというご要望を頂きました。 弊社で取扱いのある缶潰し機の中... - カンプレッサー10型で一斗缶を潰せますか?
はい。圧縮できます。 カンプレッサー10型はドラム缶圧縮機です。オプションの一斗缶用位置決め板を使用... - 抗ウイルス加工SIAAマークとは
この画像のマークを見かけられたことがある方もいらっしゃるかもしれません。一体なにを表しているのでしょ... - マンションの資源ごみを捨てていませんか?収入になる場合も
マンションを管理される方なら、必ず関わるものの一つに資源ごみがあります。 資源ごみをどのように処分さ...