空き缶・ペットボトル潰し機「カンプレッサーシリーズ」が圧縮できないもの
先日、お客さまより「カンプレッサーシリーズ」で圧縮できないものを知りたいというお問い合わせをいただきました。
カンプレッサーシリーズは、大量の空き缶、一斗缶、ペール缶、ペットボトルなどを一度に圧縮して”ブロック状”にできる機械です。
カンプレッサーシリーズに限らず、圧縮できないものを圧縮すると、怪我や火災などの事故が発生したり、商品自体が破損する恐れがあります。
また、そうした場合、商品保証対象外となってしまう可能性もあるので、正しい使い方を守り丁寧に使用することが大切です。
今回は、カンプレッサーシリーズが圧縮できないものをご紹介します。
カンプレッサーシリーズが圧縮できないもの
1.触れたり、吸い込んだりすると人体に害を及ぼす恐れのあるもの
農薬、劇物、毒物、酸性溶液、アルカリ性溶液及び、これらの入っていた容器類など
2.引火、発火、爆発の恐れのあるもの
a.ライター、カセットボンベ、エアゾール缶、スプレー缶など
b.揮発性の高い液体(シンナーなど)が残っている容器、缶類
c.マッチ、花火及び発火性のある物質が付着したり、吸着したもの
3.圧縮時、押え板に偏荷重がかかり、機械が破損する恐れがあるもの
a.ガラス類、ビン類、陶器類
b.ナベ、かま、各種部品などの鋳物類(いもの)
c.パイプ状(管状)のもの(紙管、金属管、樹脂管、材質に関わらず全てのもの)
d.材質、肉厚、形状が一定していないもの
e.硬質系のプラスチック類(圧縮してもつぶれなかったり、割れたりするもの)
f.すでに圧縮してあるもの(すでに固まっているものを含む)や、圧縮してもつぶれないもの(圧縮物、樹脂の固まり、木材鉄くずなど)
圧縮のプレテストも行っています
圧縮したいものが決まっている場合は、希望の機種でプレテストも行っております。
またカンプレッサーで対応できない場合、代替機種でのご提案も可能です。潰す際の判断が難しい場合は一度ご相談ください。
関連記事
- カンプレッサー10型の「よくある質問」をご紹介します
ドラム缶専用圧縮機「カンプレッサー10型」について、いただいた質問をご紹介いたします。 ご質問1:空... - 錆(さび)のメカニズムと防錆(ぼうせい)の方法について
なぜ金属は錆びるのか? 身近な鉄を例に考えてみましょう。鉄は、鉄鉱石を工場などで精錬して人工的に作り... - 中身入り飲料缶を圧縮!空き缶つぶし機・圧縮機の紹介
製造工程での不良品、賞味・消費期限切れなど、さまざまな理由で”中身入り飲料缶”... - マンションで集めた空き缶(アルミ・スチール)は売却できる?
皆さんご存知の通り、アルミ缶やスチール缶は、廃品・金属回収業者に持ち込めば、買い取ってもらえます。 ... - カンプレッサー2型の特注品「オイルエレメント圧搾機」の紹介・加圧力30トン&残液対応
先日、ホームページをご覧になったお客様から「今、持っている圧縮機(加圧力20ton)では、オイルエレ...