使用済み塗料缶(一斗缶)を圧縮するコスパの良いプレス機
塗装工場、染色工場、印刷工場や外壁塗装の現場など、多くの場所で使用される塗料缶(一斗缶)。
しかし、使用済み塗料缶は、どうしてもかさばり、保管場所をとってしまったり、一度にトラックで運べる数量が減ってしまいます。
革鋤(かわすき)などを使えば、塗料缶をぺったんこに潰すこともできますが、複数個の塗料缶を一つ一つ潰していくと、手間と時間がかかりますし、刃物を扱うので、怪我につながります。
そこで、おすすめなのが塗料缶つぶし機です。
染料缶つぶし機にも色々な種類があります。
もし、塗料缶(一斗缶)つぶす他に、飲料缶、ペットボトルを”ブロック状”にするなら、『カンプレッサーシリーズ』をおすすめしますが、価格も高くなってしまいます。
「塗料缶だけをつぶす」というのであれば、価格の安い”カンパックスシリーズ”が良いでしょう。
今回は、カンパックスシリーズの「カンパックス CPT-20C」と「カンパックス CPE-20D」を紹介します。
一斗缶(18L缶)の処分・処理にお困りの方は、是非、参考にして下さい。
コンプレッサーを持っている
染料缶をつぶす場所に、「コンプレッサー(圧縮機)」があるなら、低価格の『カンパックス CPT-20C 空圧式足踏みプレス機』がおすすめです。
塗料缶(一斗缶)をつぶしている様子(一斗缶プレスの手順)
コンプレッサーで動くので、火気厳禁で電源がない場所でも、塗料缶を圧縮できます。
操作方法も簡単で、塗料缶を入れて、扉をしめて、ペダルを踏むだけです。扉が開いているときは、作動しないように”安全装置”も標準搭載しています。
→ カンパックス CPT-20C 空圧式足踏みプレス機の商品ページはこちら
コンプレッサーを持っていない
コンプレッサーを持っていないなら、『カンパックス CPE-20D 油圧式電動プレス機』がおすすめです。
カンパックス CPT-20Cより、価格が高くなりますが、コンプレッサーがなくても、三相200V電源があれば、すぐに使用できます。基本的な動作・性能は、カンパックス CPT-20Cと同じです。
→ カンパックス CPE-20D 油圧式電動プレス機の商品ページはこちら
塗料缶の中身が残っているときの処分方法
塗料(ペンキ)缶を「カンパックス」で圧縮するときは、ある程度、中身を空にしておく必要がありますが、どうしても全て使い切れない場合があると思います。
そんなときは、次に紹介する方法で中身を処分してください。
・残りの塗料を新聞紙やダンボールに塗る。
・残りの塗料を固形剤を使って固めて処分する。
※事業者の方、塗料が大量の場合は、処理方法が異なる可能性がありますのでご注意ください。自治体が指定する処分方法に従ってください。
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